Posted on : July.08.2022
海は大好きだけど、ハードな日焼けはなるべく避けたいというのが本音。均一に日焼けした小麦肌はヘルシーで美しいですが、日焼けをしすぎるとシミ・シワの原因になったり、肌荒れ、皮膚ガンのリスクを高めるなどあらゆるトラブルを引き起こします。特に太陽の下に長時間いることの多いサーファーやマリンアクティビティを楽しむ人は、通常以上にケアが必要。ここではぜひ海で実践してもらいたいベーシックなスキンケア方法をご紹介します。
日焼け止めは“落ちない”を優先して
サーファーは海に1度入ると沖でしばらく波乗りを楽しむので、炎天下の中でも2時間程度は日焼け止めを塗り直せません。ですから、簡単には落ちない水に強いウォータープルーフ力、そして肌にしっかりと着く粘着力が必要となってきます。それには薬局やコスメ売り場で販売する日焼け止めではなく、できるだけ“サーフィン用の日焼け止め”を選ぶようにしてください。さらりとした乳液タイプよりも、スティックタイプやペーストタイプが特におすすめです。紫外線防御効果を意味する「SPF」は高ければ高いほど良いでしょう。すでに小麦色の肌の人のために、うっすら茶系の日焼け止めも多くあるのでぜひチェックしてみてください。
肌を守りながらサンゴも守る
日焼け止めを選ぶうえで、もうひとつ大事にしてほしいのはリーフフレンドリー/コーラルフレンドリーということ。ハワイやパラオ、タイなど一部の国と地域では、サンゴに悪影響を与える有害物質「オキシベンゾン」や「オクチノキサート(メトキシケイヒ酸エチルヘキシル)」など※を含む日焼け止めの使用が禁止されています。こういった成分は海中に溶け出してサンゴの白化や死を招くとされる他、海洋生物への影響も示唆されています。美しい海を次世代に残すため、パッケージの裏をきちんとチェックし、ナチュラルでシンプルな成分のものを選ぶようにしましょう。
※この2つは代表的な成分であり、その他オクトクリレン、エンザカメンなどの紫外線吸収剤、フェノキシエタノール、トリクロサン、パラベンなどの防腐剤、ベンゾフェノン、カンファーなども、海外の研究により有害とされています。
ボディはラッシュガードでカバーもOK
全身に日焼け止めを塗るのは少し面倒……そんな風に思う人は、ぜひラッシュガードを活用してみてください。紫外線防止素材を使用したラッシュガードは夏の日差しから肌を守るだけでなく、クラゲなどの海洋生物との接触を防いでくれたり、海での怪我を防止してくれるので怖いものなし。サーファーにはもちろん、ノンサーファーの方にもおすすめです。
Hurleyのラッシュガード(メンズ/レディース)は紫外線を95%以上カットするUPF50+を搭載。吸水速乾性にも優れているので、冷えることなく長時間のマリンスポーツが楽しめます。特にサーファー向けの商品〈コンプレッションラッシュガード〉では、程良く身体を包み込む着圧とストレッチにより疲れにくいため、快適にサーフィンが可能。従来のラッシュガードのイメージを変えるカッティングや柄など、デザイン性にも注目してみてください。
アフターケアもしっかりと
海上がりには、楽しかったシーンを鏡に向かって思い出しながら、しっかりスキンケアを。まずは日焼け止めをしっかり落とすこと。毛穴まで浸透した吸着系の日焼け止めは、ナチュラルオイルやピュアオイルなどで優しくくるくると円を描くようにし、取り除いてください。身体にほてりや赤みなどを感じていたら、流水や濡れタオルなどでよく冷やします。脱水状態の肌に化粧水やパックでたっぷり水分を入れた後は、クリームでしっかり保湿を。抗酸化作用がありメラニンの生成を抑えるビタミンCや、肌の再生を促すアロエエキスが入った美容液などをプラスするとなお良いでしょう。サーフィン後は楽しい話に花が咲いたり、ボードの片付けなどですぐにスキンケアができない場合が多いですが、できる限り素早く対処するのがベター。
サーフィンを快適に楽しむために欠かせないスキンケア。この夏は、サーフボードだけでなく肌の手入れにも注力してみては。
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