#19 サーフィンだけじゃない休日の楽しみ方

Posted on : May.31.2022

雨降り&小波シーズンの過ごし方

沖縄では5月4日に梅雨入りが発表され、本格的な夏を待つばかりとなりました。他の地域でも早々に梅雨入りすることでしょう。梅雨は約1ヶ月も続く、長い夏への準備期間。全国的に波に乏しい季節ともなりますが、上手く工夫をすれば梅雨も楽しいシーズンとなるはずです。
まず、梅雨時期のスモールウェーブコンディションでもサーフィンを最大限に楽しむコツは、サーフボードのチョイスです。普段使っているサーフボードよりも浮力のあるサーフボードを使うことによって、小波でもたくさん波に乗ることができるようになり、波に乗るという行為の純粋な楽しさを思い出すことができるに違いありません。

サーフィンからスイッチする

梅雨の時期の休日サーフィンを楽しむもう一つのコツは、サーフィンにこだわりすぎないことです。サーフィンしていてもあまり楽しめないと感じたり、短めの1ラウンドで十分と思ったら、サーフボードをしまって海遊びや他のレジャーに興じるのも手です。

例えば、サーフィンはいずれにせよ水に濡れるアクティビティなので、その延長でボードをビーチに置いて泳いでみたり、リーフのサーフポイントなら近くの磯場に行って遊んでみたりという楽しみ方ができます。この時期になると海水はどんどん温かくなってくるので、ボードショーツとタッパーを着たままサーフィンから海遊びにすんなり移行できるタイミングもあるはずです。
梅雨の間の貴重な晴れ間を見つけて、バーベキューを行うのもいいでしょう。サーフィン仲間や家族と一緒に海上がりに、ラフな格好で持ち寄った具材を焼いて食べる。それだけで充実の1日を送ることができるに違いありません。そこに地元の海産物が加わればさらに満足度はアップ。心もお腹も満たされます。

海は海でも、釣りに出かけるのもアリ。釣りはサーフィンと同じように自然条件をもとに「読む」ことが求められます。釣りが趣味のサーファーが多いのは、これが一つの理由でしょう。海釣りであればフィールドもかなり近いので、波が悪くなってきたらサーフィンから釣りに変更するなど、1日の間に2つともできてしまうのが強みと言えます。釣った魚を持ち帰って自宅で調理すれば、その日の夜の楽しみも増えます。

海の近くには、絶景を拝める場所も多くあります。サーフィンに出かける前にあらかじめ調べておいて、1ラウンドのサーフィン後、ハイキングがてら出掛けてみるのもオツです。梅雨時期の雨で曇るもやの中で見る絶景からは、幻想的な趣を感じられるかもしれません。意外と近場に素晴らしい景色があることに気づくと、新たな発見をしたような気持ちにもなることでしょう。

サーフ・アンド・ターフという言葉があるように、サーフィンとゴルフの両方を楽しむのもよくばりな休日の過ごし方です。朝サーフィンしたあと、ゴルフウェアに着替えて午後はゴルフをハーフラウンドまわる。もちろん体は疲れますが、遊び倒したあとの爽快な疲労感を得られるはずです。中にはハーフではなく、サーフィン後にフルで1ラウンドまわる猛者もいます。

自然条件と上手に付き合う

また、一度はやってみたいのがサーフキャンプです。日本全国、海の近くにはキャンプ場が多くあるので、自分の好みのサーフポイントから近いところにテントを張り、潮の時間帯や海の中の混雑具合を確かめながら一番いい時間帯に合わせてサーフィンをする。もし波が良くなかったら、家族や仲間と一緒に自然の中でゆったりとした時間を過ごす。もちろんソロキャンプでもオッケーです。夜はキャンプ料理に舌鼓を打ちながら、お酒をチビチビやるのもいいでしょう。いずれにせよ、週末など2日以上ある休みを利用してゆったりとサーフキャンプするのがおすすめです。最近はいろいろと道具を貸し出しているキャンプ場が多く、お気軽に楽しめるようにもなっています。一度試しでやってみたら、意外とハマってしまうかもしれません。
もちろんまったくサーフィンをしない休日を過ごすのも一つの手。波が良くないとわかっている日は、サーフィンをきっぱり諦め、普段行かない場所に行くのもいいでしょう。山や川などに出掛けていくことは、特に休日にサーフィンばかりしている人にはおすすめの過ごし方の一つです。というのも、サーフィンにばかり目が向いている人は、いち早くいい波を見つけようとして沖の方だけを見がち。周りのことが目に入らないこともよくあるからです。一度サーフィンから離れて違うフィールドに身を置くことで、周りの景色の素晴らしさやサーフィンができる環境のありがたさなどに気づくことができ、より広い視野で物事を捉えることができるようになるはずです。結果としてサーフィンにもいい影響が現れるでしょう。
サーフィンは自然の条件に合わせて楽しむアクティビティ。だからこそ、その日そのときのコンディションを見極め、上手に付き合っていくことが大事です。サーフィン以外の遊びも視野に入れながら、休日を最大限に楽しみましょう。

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