#86 2026シーズンの石川遼選手はPGA下部ツアーを主戦場に!平田憲聖選手も挑戦したコーンフェリーツアーはどんなところ?

Posted on : January.05.2026

PGAツアー(米ツアー)の最終予選に挑戦した石川遼選手は、34位タイに入って下部ツアーであるコーンフェリーツアーの出場権を獲得しました。来シーズンは同ツアーを主戦場にして2027シーズンのPGAツアーシード権獲得を目指すそうです。このツアーには過去に10名以上の日本選手が参戦。2025シーズンは平田憲聖選手が主戦場としていました。コーンフェリーツアーはどんなツアーなのでしょうか。

最終予選会に挑戦した日本勢3名が下部ツアーの出場権獲得
2025年12月にPGAツアーのQスクールファイナルステージ(最終予選)が開催されました。この予選会で上位5人に入ると2026シーズンのPGAツアー出場権が与えられます。
日本勢では賞金王を獲得した金子駆大選手をはじめ、石川遼選手、杉浦悠太選手の3名が出場。金子選手は13位タイ、杉浦選手は29位タイ、石川選手は34位タイでフィニッシュしました。残念ながらPGAツアーの出場権を獲得することはできませんでしたが、3選手は40位以内に与えられるコーンフェリーツアーの出場権を確保しました。
コーンフェリーツアーとは、PGAツアーの下部(2軍)ツアーに位置付けられるもの。レギュラーツアーへの出場資格がない選手が経験を積む場、レギュラーツアーの出場資格を失った選手の再起の場として1990年にスタートしました。
同ツアー出身のプレーヤーは多く、現在世界ランク1位のスコッティ・シェフラー選手のほか、ジャスティン・トーマス選手、ジェイソン・デイ選手ら、多くのメジャーチャンピオンを輩出した実績があります。

年間ポイントランキング20位以内でレギュラーツアーへ昇格
1992年まではベン・ホーガンツアーの名前で行われ、その後は、ナイキツアー(1993年~1999年)、バイドットコムツアー(2000年~2002年)、ネーションワイドツアー(2003年~2011年)、ウェブドットコムツアー(2012年~2018年)、そして2019年からはコーン・フェリー社が10年間のスポンサー契約を交わし、現在はコーンフェリーツアーとして行われています。
今シーズンのレギュレーションでは、コーンフェリーツアーの年間ポイントランキングで上位20人に入るか年間3勝を挙げることができれば、PGAツアーへの昇格の道が開けます。2025シーズンは同ツアーを主戦場とした平田選手は、ポイントランキング15位でシーズンを終了。2026シーズンのPGAツアー昇格を決めました。日本勢では過去に今田竜二選手、大西魁斗選手が平田選手と同じルートでPGAツアーに昇格した経験があります。

PGA下部ツアーの規模は試合数も賞金総額も日本男子ツアー超え
コーンフェリーツアーは1月11日の『バハマゴルフクラシック』からスタートし、10月8日開幕の最終戦『コーンフェリーツアー選手権』まで、全25試合が開催される予定です。2026シーズンの日本男子ツアーは、まだ数試合が増える予定はありますが現在のところ昨シーズンの25試合から3試合減の22試合です。
賞金総額でも国内男子ツアーの約32億円に対してコーンフェリーツアーは約41億円(2025年実績)。円安の影響はあるとはいえ、試合数も賞金総額も国内男子ツアーより大きな規模で行われているわけです
全25試合を開催予定のコーンフェリーツアーですが、最後の4試合は出場枠が徐々に少なくなるサバイバルレースとなります。10月10日開催のシモンズバンクオープンは上位156名、10月17日開催のネイションワイドチルドレンズホスピタル選手権には上位144名が出場可能。そして10月1日開催のコンプライアンスソリューションズ選手権には上位120名、最終戦コーンフェリーツアー選手権には上位75名が駒を進めることができます。シーズン最後の4試合は賞金額、獲得ポイントともに高くなり、ランキングが大きく変動するトーナメントとなります。
コーンフェリーツアー出場権を獲得した石川選手は、2026年は同ツアーに専念する意向を表明しています。最後のサバイバルレースまで残ることができるのか、来季はPGAのレギュラーツアーだけでなくコーンフェリーツアーにもぜひご注目ください。

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