#88 マキロイと松山英樹がチームメイト!リアルとバーチャルが融合した次世代ゴルフリーグ「TGL」とは?

Posted on : February.17.2026

昨年1月に開幕したTGLは今年で2シーズン目を迎えます。TGLは最新のデジタル技術を使用し、バーチャルとリアルを融合させた次世代のゴルフリーグ。タイガー・ウッズとロリー・マキロイが共同創設者に名を連ねているこのリーグの魅力を紹介しましょう。


現実世界とバーチャルを融合した
まったく新しいゴルフリーグ

「TGL」では、ティショットやセカンドショットなど、50Y以上のショットは「スクリーンゾーン」でプレーします。この打席から、日本でお馴染みのシミュレーションゴルフのように、高さ20メートル、幅10メートルの大型ビジョンに向かってボールを飛ばします。ボールを打つ場所は、人工芝ではなく、会場近くで育成された天然芝(バミューダ芝)が使用されています。
一方、50ヤード以内は「グリーンゾーン」からプレー。油圧式で設計されたグリーンは自在に傾斜を変更、回転でき、ホールによってアンジュレーションを細かく設定することができます。グリーン周りにも天然芝が利用され、バンカーはオーガスタナショナルと同じ、目が細かくてフカフカした砂が使われています。

スター選手が勢揃い!
6チームで勝ち点を奪い合う

「TGL」は全6チームが勝ち点を競い合う総当たりのリーグ戦方式です。各チームには4選手が在籍し、試合には3選手が出場。3人1チームのオルタネート方式(3人が1打ずつプレー)の「トリプルス」とマッチプレーの「シングルス」が行われます。1試合は15ホール設定で、最初の9ホールが「トリプルス」、残りの6ホールが「シングルス」。合計ポイントが多いチームの勝利となり、同点の場合はニアピン対決で勝敗が決まります。面白いのは「ハンマー」と呼ばれる独自ルールが設けられていること。「ハンマー」を宣言するとそのホールで獲得したポイントが倍増する仕組みです。使用回数には制限があるため、「ハンマー」を使うタイミングが勝負のカギを握ってきます。
シーズンはレギュラーシーズンとポストシーズンで構成され、レギュラーシーズンの上位4チームがポストシーズンに進出。この戦いを制したチームがチャンピオンとなります。
参加しているプレーヤーはPGAツアーのスター選手ばかり。リーグ発案者でもあるタイガー・ウッズは「ジュピターリンクスGC」に所属し、もうひとりの発案者であるロリー・マキロイは松山英樹とともに「ボストン・コモンゴルフ」に在籍しています。他にもジャスティン・トーマスやコリン・モリカワ、トミー・フリートウッド、ザンダー・シャウフェレら、歴代メジャーチャンピオンが名を連ねています。

従来のトーナメントとの
大きな違いは?

リーグが開催されているのは、米国フロリダ州のパームビーチ州立大学のキャンパス内にあるSoFiセンターです。5000万ドルともいわれる建設費を投入してつくられた屋内施設は、アメリカンフットボールと同程度のフィールドがあり約1500の観客席が設けられています。
従来のトーナメントとの違いは、屋内で行われるということ。また、15ホールの戦いでホール間のインターバルもないため、試合時間が2時間程度と短いのも大きな特徴です。他にも、選手たちはマイクを装着しており、プレー中の選手同士の会話やショットのリアクションを聞けるのもリーグの魅力。音楽や映像で試合を演出したり、前述の「ハンマー」という独自ルールでゲーム性を高めているのもユニークです。
ギャラリー目線でいえば、観客席から移動することなく全選手のショットをチェックできるのも今までのゴルフの試合にないポイントといえるでしょう。

2シーズン目を迎えたTGL
開幕戦は初代王者が勝利

今シーズンは全19試合が予定されています。昨年12月28日に行われた開幕戦は、昨シーズンのチャンピオンであるアトランタ・ドライブGCと準優勝のニューヨークGCが対戦し、アトランタ・ドライブGCが勝利を収めました。今シーズンの決勝戦は3月25日に行われる予定です。日本ではU-NEXT(ワールドゴルフパック)で視聴できるので、興味がある方はチェックしてみてはいかがでしょうか。

YOU MAY ALSO LIKE

JOURNAL TOP