国内の主なプロゴルフツアーといえば日本ゴルフツアー機構(JGTO)が主催・主管する男子ツアーと日本女子プロゴルフ協会(LPGA)の女子ツアー、そして日本プロゴルフ協会(PGA)のシニアツアーがあります。それぞれが独自にツアーを行っていますが、年に1度だけ3団体が集結して対抗戦を行う試合があります。それが『Hitachi 3Tours Championship』です。シーズンの締めくくりに行われるビッグイベントはどんな大会なのでしょうか。
3団体を代表する18名が一堂に会す対抗戦
2005年からスタートしたこの大会は「for CHILD CHARITY」をテーマとし、チャリティ活動に主眼を置いたシーズンを締めくくるビッグイベント。お祭り的な要素もある大会ですが、選手たちは“ツアーNo.1”の称号をかけて真剣勝負を繰り広げています。
JGTO、LPGA、PGAそれぞれの代表選手は6名。各ツアーのランキング上位者3名と推薦の3名が出場します。
18回目の開催となった昨年大会は、JGTOチームからは金谷拓実選手、蟬川泰果選手、ソンヨンハン選手、平田憲聖選手、稲森佑貴選手、石川遼選手が出場。LPGAチームは山下美夢有選手、申ジエ選手、岩井明愛選手、小祝さくら選手、櫻井心那選手、岩井千怜選手の6名。そして、PGAチームはP・マークセン選手、藤田寛之選手、I・Jジャン選手、山添昌良選手、久保勝美選手、塚田好宣選手が出場しました。
昨年大会はLPGAチームが圧勝!
開催期間は1日で、競技は1stステージ(9ホール)と2ndステージ(9ホール)の2つのステージで行われます。どちらのステージも2名1組でペアを組み、各チームの3ペアが同組で対決するのが見どころです。1stステージは各自のボールでプレーし、良い方のスコアをそのホールのスコアとするベストボール方式で行われ、2ndステージは各ペアがひとつのボールを交互に打つオルタネート方式で行われます。 昨年大会は、LPGAチームの全3ペアが1stステージで全勝。2ndスでも1組目の岩井明愛・千怜ペアが1位、2組目の申ジエ・櫻井心那ペアが1位タイを獲得し、3組目の山下美夢有・小祝さくらペアのホールアウト前に勝利が決定。LPGAチームは2年ぶりの勝利を飾り、2位がPGAチーム、3位がJGTOチームという結果でした。
歴代最多勝利チーム&最多出場者は?
『Hitachi 3Tours Championship』はこれまで18回開催されていますが、歴代最多優勝はJGTOチームの8勝。第1回大会を制したJGTOチームは、第3回、4回大会で史上初の連覇を達成し、第12回、13回大会でも連覇しています。
続いて優勝回数が多いのがLPGAチームの7勝で、第10回、11回大会と第15回、16回大会で連覇を2回達成しています。PGAチームはこれまでに3勝を挙げていますが、連覇達成はまだありません。
前述の通り、『Hitachi 3Tours Championship』には各ツアーから6名ずつしか出場できません。選ばれるだけでも栄誉な大会といえます。そんな同大会に最も多く出場しているのは、PGAチームの室田淳選手の11回です。JGTOチームは石川遼選手の7回、LPGAチームは横峯さくら選手の6回が最多となります。また、過去にJGTOチームとPGAチームの代表としてこの大会に出場した経験があるのは3選手。深堀圭一郎選手と谷口徹選手、そして藤田寛之選手です。ちなみに、現在『ハーレー』を着用する平塚哲二選手は、2011年の第7回大会にJGTOチームの一員として出場したことがあります。
今年の舞台はトーナメントコース開催コースの京葉CC
昨年大会は千葉県の大栄カントリークラブで行われましたが、今年は同じく千葉県の京葉カントリークラブで12月8日(日)に開催することが決定しています。 京葉CCは過去にLPGAツアー『クリスタルガイザーレディスゴルフトーナメント』を開催したことがあるトーナメントコース。都心から1時間でアクセスできるゴルフ場なので、お近くの方は観戦に行ってみてはいかがでしょうか? 今年は各ツアーから誰が選ばれ、どんな戦いを繰り広げるのか――。シーズンを締めくくるビッグイベントに期待しましょう。