#53 ダフリもトップも激減する! グリーン周りのアプローチはFW or UTの転がしがおすすめ!

Posted on : September.05.2024

ゴルフは基本的にグリーンに近づくほど短い番手を使うのがセオリーです。そのためグリーン周りからはウェッジやパターを使って寄せようとする人が多いのでないでしょうか。しかし、シチュエーションによってはフェアウェイウッドやユーティリティを利用するとミスが少なくなる上、距離感も合わせやすくなり、寄せワンの可能性がぐんと高くなります。

パターやウェッジのアプローチがミスの可能性が高くなる
例えば、ボールからエッジまで10y、エッジからカップまで10yあるトータル20yの花道からのアプローチ。パターを使った場合は20yの超ロングパットを打つことになります。しかも、手前半分の10yはファーストカットの上を転がすため、振り幅をかなり大きくしなければいけません。これではタッチを合わせるのは難しくなりますよね。
ではウェッジでアプローチした場合は? アプローチの技術に自信があるプレーヤーなら問題なく寄せられるかもしれませんが、ボールを上げる技術やスピンコントロールをする技術がなければピタッと寄せるのは難しいでしょう。また、ウェッジのアプローチはザックリやトップも出やすく、花道から大叩きする可能性もあります。 「それならウェッジで転がせばいいじゃないか」という人がいるかもしれません。もちろん、ウェッジで転がす方法もありますが、ヘッドを鋭角に入れるこの打ち方はミスをすると刃が地面に刺さってしまうケースもあります。

一方、フェアウェイウッドやユーティリティでアプローチした場合はどうでしょうか。フェースの反発が強くボールが勢いよく転がってくれるため、パターよりも芝に喰われる心配はありません。より小さい振り幅でカップを狙うことができるんです。振り幅は小さいほどインパクトがブレにくくなりますから、ミスヒットの可能性が低くなるというわけです。
また、フェアウェイウッドやユーティリティはソール幅があるのもポイント。ヘッドが多少手前から入ってもソールが滑ってくれるため、ウェッジでやりがちなダフリのミスもカバーしてくれるのです。

では、フェアウェイウッドやユーティリティを使って転がしのアプローチをする場合、どんな点に気を付ければいいのでしょうか。
まずはセットアップの注意点です。スタンスを肩幅くらい狭くし、ボール位置をスタンスの中央よりもボール1個分、右足寄りに置きます。アドレスの体重配分は7:3くらいの割合で左足に加重しましょう。そしてクラブを短く持ち、手元はいつもより高めにセット。ヒール側を少し浮かしてクラブを吊るように持ちましょう。
スイング中は手打ちをしないように意識してください。両ワキを軽く締め、体の正面から手元を外さずに腕の三角形をキープして体を回すことが大切です。右手の角度をキープし続けるとロフト角が変わらずにインパクトが安定します。ダウンスイングでは打ち込みにいかず、振り子のイメージでソールを滑らせ、“ゾーン”でボールをとらえるとスイング軌道がブレにくくなります。

様々なライから使えるFW&UTアプローチ
この打ち方は、花道からのアプローチだけでなく、多少のラフやベアグラウンド、冬の薄芝、それに段グリーンの奥にピンが切ってある状況などでも有効です。
また、少しアレンジを加えると、「フェアウェイとラフの境目にボールが止まったライ」のような特殊な環境でも簡単に寄せることができます。
砲台グリーンなどでしばしばしば遭遇するのが、キャリーが足りずに手前の傾斜を転がり落ち、ボールの右側がラフ、左側が刈り込まれた芝というライです。
SWで球を上げる方法もありますが、ボール右側の芝の抵抗を受けるためパワーが必要だし、球を上げて止める技術も必要になります。
こんなシチュエーションでも、フェアウェイウッドやユーティリティでの転がしがオススメなんです。ただし、ラフの抵抗を減らすためにひと工夫しなければいけません。具体的には、アドレスの左加重をさらに強くすることです。左足9対右足1くらいの割合で、左足1本でも立てるくらい極端な体重配分で構えましょう。
スタンスを左に向け、ややオープンスタンスで構えることもポイントです。この体重配分とスタンス向きでスタンスなりにスイングすれば、自然にアウトサイド・イン軌道になって上からヘッドを入れることができます。芝の抵抗を減らせますよ。
スイング中のポイントはフォローを出そうとしないこと。“打って終わり”というイメージを持つとインパクトにエネルギーを集約でき、芝に負けずにボールを飛ばすことができます。
フェアフェイやユーティリティの転がしは、想像の3倍くらいボールが転がるものと考えてください。パターの3分の1くらいというイメージを持つと距離感がピッタリと合ってくるはずです。ぜひ試してみてください。




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