Congratulations Kelly!
Slater Wins Another Historic World Title!
Better Than Ever
By Jake Howard
50年に一度という嵐の中ケリー9度目のワールド・タイトル獲得が決定すると空から太陽が差し込む
ひょうを伴う嵐とピーキーなノースウェスト・スウェル、その日は激しいどしゃ降りから始まった。あの独特な落ち着いた決意が目に反影されながら、ケリー・スレーターは自分のヒートの30分前にコンテスト会場に現れた。既にウェットスースに身をまとい腕にボード抱え、会場にこっそりと入り込んだ。雨に打たれながら外に立っていた犬に口笛で挨拶をし、小走りでムンダカ・クリフを下り、震えながらケリーの出現を待ち構えていたメディアから離れる様に、人混みの中へ避難していった。40分後、いささか波乱の無いまま、ケリーはローカルのバスク人サーファー、Eneko Acero/エネコ・アセロをコンテストから失格させ、非常に待ち望まれた9度目のワールド・タイトルに釘を打つ事となった。そこからはこの地の伝統の支配下となった。ケリーはワールド・タイトルのカップを高く掲げ、その後ムンダカ・ハーバーに投げ込まれた。以下はヒート直後のインタビューに対しての彼の見解である:
17年前にツアーに取りかかったわけだけど、一度でも9回ものワールド・タイトル獲得を想像出来た?
いや考えた事も無かったよ。頭にそれが思い浮かんだ事すらないよ。最高だよ。
9度目のタイトルを獲得し、いまここに立っているわけど何を考えていますか?
う〜ん、分かんないよ。次のヒートでクワッドを使っても心配する事はないなんて考えていたよ。
君は今年スナッパーで稼働し始めて、そしてあのイベントで優勝するまではそんなに注目を受けなかった。全ての注目がミックの繰り返しの優勝と才能にあふれている選手層の深さに向けられていて、どちらかというとこっそりと勝ち進んでいった感じだったけど、それについてどう思っているの?
そうだね、今それを会話に持ち上げるまで忘れていたよ。あのイベントではレーダーに引っ掛からずに低空飛行していたと本当に感じるよ、なぜならとてつもないフォーカスがジョーディーとデーンのツアーデビューに注がれていたし、そして会場はミックのホームでもあり彼はディフェンディング・チャンプだったからね、だから、ぼくは会場では控えめにし、ヒートを勝ち進んでったんだ。正直にいってぼくは今年ツアーを回る事を心に決めてはいなかったんだ。沢山の人はぼくがただ冗談を言っているだけとか思っていたんだ。何人かの人はぼくがただそう言うことで自分に精神的に何かの効力を得れるから言っていると考えていたんだ、まあそれで実際に何かが変わったのかもしれない。でも、本当にベルズには行くつもりじゃなかった。そして、結局ベルズに行ったら優勝したんだ。その時点で考えたんだ、この2勝したところで辞めるには絶好のタイミングだと、それかもしくはメンタルを整えタイトルを狙いにいくかってね。そしたら最終的にこういう結果になったんだ。
世間では沢山の事が言われているけど、10ワールド・タイトルで$10 million がもらえるとか?いま来年のツアー・ステータスについて声明を出す準備は出来ていますか?
ん〜、もし誰かが10タイトル獲得に$10 million くれるのならそれは凄くうれしいさ。まあ、10タイトル取れればの話だけどね。
じゃあ来年またカムバックして戦うの?
ん〜〜。大変だよね。
いつもシェーン・ドリアンと彼のライフスタイルをずっと見ているよね。
自分の一部はこのコンテスト・シーンが凄く好きで、確かに自分にはゴールもある。ぼくは自分の人生の中ずっとゴールを持っていた、ワールドタイトルの獲得だったりね。でも、サーフィンは大好きだし、ただ良い波をキャッチ出来るのも好きだし。凄く良いハリケーン・スウェルだったり、アメリカ東海岸で起きてる事はずっと見ているよ。ノースキャロライナには何年も行っていないんだ。次から次へと沢山の凄い写真を見て、コーリー・ロペスが世界中で良い波をスコアしている事も知っている。そうして今度はシェーン・ドリアンを見てみると、彼も良いライフスタイルを持っているんだ。シェーンはタバルアとバリに年に2〜3回は行ってるし、それでもホームにもちゃんといるし。だから分かるでしょ、凄くそういうライフスタイルが誘惑的なんだ。でも、そのライフスタイルはいつでもそこにあるし、だからなる様になるさ。
今回のワールド・タイトル獲得に関して他の8回と比べるとどう評価していますか、もしくはタイトル獲得実感していますか?
まだそうでもないね。今回は特に超最高潮のフィニッシュではなかった。ぼくはあのヒートを勝たなければならなかった、そしてもし負けていたら座ってタジの勝敗を見ていなければならなかったし、そしてブラジルでも彼の勝敗を気にしなければならなくて、だから確かに今回のタイトルは劇的な最後の最後で決まるスポーツやコンテストにしては凄くエキサイティングなものではなかった。でも間違いなく片をつけれて良かったよ。
じゃあサーフィンのゴールに関しては自分の全てのゴールを達成したということですか?それとも他にも登らなければならない山はありますか?
もちろん、いつもさ。サーフィンは休みなく続く挑戦なんだ。いくら歳を取っても常に向上していると感じるんだ。ぼくは自分が80才になっても自分が上手くなっていると思っているのは確かさ。まだ学ぶ事は沢山ある。ぼくは色々なボードを試すのが好きなんだ、新しいスポットでサーフィンするのも、新しい場所へ行く事もさ。それが自分の人生で、終わりはないんだ。
スポーツに関して、中にはきみをタイガー・ウッズやマイケル・ジョーダンと同じレベルに位置づける人がいるけど、それに対しての見解は?
ぼくは自分の持っている能力でベストが尽くせている事にただハッピーなだけさ。他の人には自分がそのレベルにいるかもしれない、でもぼくはただ自分がいる地点に満足している。
今年7イベント中、既に5戦を征しているわけだけど、自分で今まででベストにサーフしていると思いますか?
わからないな。今まででより上手いサーファーになっていることは確かさ、でもコンテストで全てのヒートでベストにサーフしているとは言えない。フランスでは上手くサーフしたなんてこれっぽっちも思っていないよ。自分ではあのコンテストでは全然ダメだったと思っている。なんとか各ヒートで乗らなければならない波に乗る事ができ勝ち進んでいったんだ。あのコンテストでは正しい波に乗れれば勝ち上がれることができるコンディションだったんだ、そしてぼくはそれを上手くやったんだ。今回のムンダカでも特に優れたサーフはしていない、ただ自分が必要なポイントを得る事ができ幸運にも勝つ事が出来たんだ。でも、ぼくがいた状況に立たされるとネジがきつく締まってくる様に、プレッシャーを感じ始めるんだ。そうなるとただその日が終わることを願うね。
今年ずっと10度のワールド・タイトルを騒がれていて、でもまずは9度目を勝たせてくれと10タイトルに関しては口を閉ざしていたよね。
いま9度目のワールド・タイトルを手に入れたわけだけど、じゃあ10は?
さっき言ったようにまだ実感さえしていないんだ。
バスク人サーファーとヒートを同じにするのは特別だったと思うけど?
そうだね、確かにバスク人とあのヒートを共にするのは皮肉に感じたよ。エネコの勝ちを認めざるをえないとも思ったさ、彼はぼくに対して少しも攻めさせる隙をくれなかったんだ。彼が最初の高スコアを叩きだし、そうしたら僕の回りをパドルして奥に入りプレッシャーを掛けてきたんだ。すこしイライラしてきたんだけど、でもその時考えたんだ、このヒートは彼にとって自分と同じくらい大事なヒートで、自分に少しでも攻めさせる余地を与えるわけが無いと。そうしたら自分を落ち着かせる事が出来たんだ。それについて感情的にはなっていないが、そういうヒートはあるさ。でも、あのヒート中そっと入り込んできてインサイドの棚にヒットした波が数本あったんだ。彼がプライオリティーを持っている時にたしか2本そのような波に乗ったんだ、それが相違を生じたんだ。
ミックがトロフィーを手渡すのにここにいないのは少し残念と思う?
いや大丈夫さ。ぼくは理解しているよ。家にいたかったんだろう。長い一年だからね。僕たちの一年は今あるように長すぎるのさ。ミックは前回の2つのイベントで祝福してくれたし、良い事を言ってくれたんだよ。だから全然怒ってなんかいないよ。